グラストンベリーアビーからグラストンベリートーまでは徒歩で向かうことができる
Googleマップを使ってもいいが、トーは街のどこからでも見つけることができるし
街の中にも立て看板があるので辿り着くのは容易い
正面の丘の上に飛び出ているのがトー
道の途中でチャリスウェルという庭があるので入ってみることをお勧めする
入園料はそこまで高くなかったはず
日本の庭園とは違う雰囲気が味わえ、
すごく小さな庭園の範囲の中で色んな表情が楽しめます。
時間もそれほど要するわけではないので、
寄り道を強くお勧めします。
アビーの近くからでも遠くに見える。
思ってたよりも遠い
推奨ルート通りに歩くと案内を発見
自然も大事にしており、街があまり発達してないのもそのままを残すためなのだろう
アビーに比べて、トーに向かう人は多く
後について丘を登っていくだけでよい
遠くの方に点々と群がる羊たちを眺めながら
だんだんと近づいてきた
京都の伏見稲荷のような
想像以上のキツさを味わいながら
遂にトーに到着
周りには高い建物も山もなく、
ただひたすらに地平の果てまでなだらかな草原が続く
ここまで登ってきた達成感と
日本では考えられない景色に没頭する
こんなに綺麗な場所があるのかと
写真を見返していると想像以上に雲が多く暗い印象を受けるが
ここにいた時は全然気にならなかった
もし晴れていたり夕焼けをみることができていたら
一体どうなってしまっていたのかと心配になるくらい
綺麗な場所だった
トーを吹き抜ける風が気持ちいい
中心に立ち、頭上を仰ぐ
小雨が滴る音と
絶え間なく吹き付ける風を感じる。
顔に当たる風が、
思い切り胸に吸い込む冷たい空気が
自身の全てを内側から浄化してくれているかのような
何十年も何百年もここで誰に知られずとも
時を刻み続けてきたのだろうと。
風が私の頬を撫で、すぐさま駆け抜けていく様が
決して止まらぬ時の歩みの様に思えたのだ。